02 8月 2014

10日目 ジヴェルニー Giverny モネの家と庭園

シャルル・ド・ゴール国際空港の駐車場を出た後、車を停め

用意していたランチを食べながら目的地を設定。

旅行に出る時にいつも活用しているのが『地球の歩き方』。

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ネット環境が悪くても本はいつでも見られるので役立ちます。

目的地は、CDG空港から約92kmに位置するジヴェルニー Giverny。

今乗っている車の運転に慣れている私が引き続きハンドルを握ります。


ルートを見ると、午前中に立ち寄った村オヴェール・シュル・オワーズを通過します。

2ヶ所寄れるようならCDG空港の後、オヴェール・シュル・オワーズ、

そしてジヴェルニーと周った方が時間や行程に無駄がなさそうです。


こちらはモネが生涯の半生(43年)を過ごした場所となります。

パリのオランジュリー美術館の『睡蓮』を観て圧倒され、

その絵の舞台はいつか見たいと思っていました。

見てみないことにはあの絵の世界が自宅のお庭だったなんて想像もつきません。


現地周辺に着くと駐車場の案内標識が見えてきたので車を停めます(無料)。

落ち着きのある石造りの家々


駐車場の標識案内は幾つかあり中でも遠い方に停めたようで、ひたすら歩きます。

左右の家並み、緑の樹木や壁に伸びたアイビーが涼しい感じです。



http://www.route-normandie-vexin.com/

La Route Normandie Vexin は、パリからルーアンの間のセーヌ沿いの街道。

ジヴェルニーを含めお城や教会、美術館、村など魅力的な場所があります。

まだ日本語ではあまり記載がないようで、次回のメモ書きとして残しました。


Fondation Claude Monet 

住所 : 84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny
電話 : +33 2 32 51 28 21

トップページはフランス語、英語だけでなく日本語でも見られます。

窓口はチケット売り場の長い列が出来ていました。

HPよりオンラインチケットを購入しておくと並ばずに入れるようです。

入場料は大人9.5ユーロ、学生5ユーロ。(2015年現在は学生料金が6.5ユーロ)



上の写真の家がモネの家。家の中は撮影禁止となっています。

最初に家の中から見学して回りました。

モネのコレクションの浮世絵が多数飾られています。

いかに日本の美術に影響を受けていたのかが伝わってきます。


モネの家側から庭園のトンネルを撮影
竹藪があり、きれいな水の流れる小川があります。
モネが手掛けた睡蓮の池。
池に掛かる緑の太鼓橋

この辺りから、ポツポツと雨が降り始めました。
モネの家を背景に庭園のアーチを撮影
色々なカラーの花々、アーチを中心にシンメトリーに植えられているそうですが、

伸び具合はバラバラで自然な感じに育っていました。

8月初旬とは言えまだまだこれから伸び広がりそうなこのアーチはバラ。

これからさらに立派なグリーンと鮮やかなバラのトンネルを作ることでしょう。


広い庭園を鑑賞した後、トイレに行き、出口に向かいました。

外はスコールのように激しい雨がバリバリと音を立てて降っていました。

あの青空はどこへ行った!? いきなりの豪雨でした。

しばらく待っていたのですが、待ちきれず駐車場を目指しダッシュ!

それが遠い遠い!全身を叩きつけるように大粒の雨が降り、全身びしょ濡れ。

着ている服が重くなるほど雨に打たれたのはこれが初めて。


トランクからタオルや洋服を出し、車中で着替えられる範囲は着替えたのですが、

雨が止むのを待たず走り出した私と息子に付き合って走った主人が、

「局部的に降ってきている雨なんだから、何でもう少し待てなかった?」

と珍しく怒っていました。そんなに怒らなくても…と息子と二人沈黙。

内心、呆れたほど濡れてしまったので、笑えてくるのを抑えながら…m(__)m

カメラやスマホを出したり写真に撮り収める余裕もありませんでした。

バッグに入れていたスマホは本体とカバーの間にまで水が浸水。

持っていた地球の歩き方もびっしょり。後で乾かしたのですがバリバリ。

今もそのガイドブックを見るとあの時の雨を思い出します。

駐車場は何ヶ所かあるので、出来る限り近い所に停めないといけませんね。


モネの庭を模した庭園が日本でも見られるようです。

ご参考まで>>「浜名湖ガーデンパーク」 「北川村 モネの庭(高知県)」

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