28 7月 2014

5日目 宿での夜の過ごし方

旅行に行く時は歩きやすい靴がいいですね。

軽量な運動靴を一つ持って行けばよかった、とつくづく思いました。

2014年の6月に購入した Dr. Scholl のサンダルのみで旅に出ました。

牛皮がやさしい肌触りで良かったのですが、

途中で切れて歩くのが大変になりました。

ランスの町で靴も試着をしたのですが、気に入る物がなく買いませんでした。

旅に出るのが決まっていたら、履き慣らした靴を用意する必要がありますね。

今回の旅行で失敗したな、と思った点です。かなり初歩的なミスです。


宿に戻ってまずは縫い付け修繕しました。

携帯のソーイングセットは携帯しておくとやっぱり便利です。

針の抜き差しがとても硬く、私の頑丈な指もボコボコ、出血もしてしまいました。

あれれ、あっという間にもう夜の8時23分!

夕食もまだ作る間もなく…何にしよう?

セルフケータリングのいい点はホテルより広々としていること。

今回滞在している宿は悪い点も色々ありますが、

1階にあるソファーベッドに加え、ロフトにはダブルサイズのマットレスがあります。

用意してくれていたシーツを掛けてロフトで寝ることにしました。

横になってライトを消せるスイッチがあって便利。


明日の予定が全く未定。

自分で作る旅はその時の気分や天気で変えられるのでフレキシブルですが、

「行こう!」という気持ちにならないとだらだらと一日を過ごしてしまいます。

5日目 食材の買出し

食材の買出しにスーパーに行くのは好きでワクワクするけれど、

宿のキッチンの使用勝手がよくないのであまりやる気はわかず…

シンク(胸の高さ))が高く、流しは小さくいので料理向けではありません。

冷蔵庫も小さく、パーツが外れていたりするのであまり入りません。

旅先にまな板や包丁は持参しているのですが、

今回のリールの宿はまな板を置いて調理する場所がないので

自炊も簡単なものばかりになりそうです。

食べてくれる家族が一緒の時でなくてよかったです。


 フランスのあちこちで見かけるスーパーマーケットのカルフール Carrefour 。

 

自分の欲しい果物や野菜は量り売り。

その品を画面で選び、計量し出てくるシールを貼ってレジで会計します。

 

売上世界2位のフランスのスーパー、カルフール Carrefour
トマトの種類も豊富
洗って丸かじり出来るピーチ類。
ワイン、スパークリング、シャンパン、色々お試ししたくなります。

5日目 ランス ビール工場

ランスから車で15分程の所にあるビール工場へ行きました。


ランスはベルギーの国境に近い町。

ランスのツーリストインフォメーションセンターの方にワイナリーを聞いたのですが、

「ここ北フランス・フランドル地方はフランスの中でも特にビールが人気よ。

ビール工場は幾つかあるわよ。」と勧められました。

ワインもビールも好きなので、ガイドブックに載っていた中から

リールの宿への帰宅ルートに近い「 La brasserie Castelain 」を選びました。


ビールのの名前は『 シュティ  CH'TI 』。

工場見学もあると書かれていたと思うのですが、

フランス語(だった?と思います)は分からないので、ショップへ。

 

この地域の方はビール好きで、ランチタイムにもこのCH'TI を飲むそうです。

CH'TI だけでなく他の銘柄のビールもありそう!




日本とは違って、フランスは少量なら飲酒しても運転は合法。

3種類のビールをテースティングをさせていただきました。

何と、試飲は無料なのです!

 

こちらのグラスに3杯、残すのは勿体ないですが、運転もあるのでお味見程度。

 


琥珀色でフルーティーで、ほろ苦い、何となくワインっぽい味わい。

『Jade Biologique aromatisée à la Grenade 』を買いました。

ザクロのイラストが描かれています。

6本入りが小売りの最小単位、お値段は6.6€。

その時の為替レートだと1本当たり約150円!

日本の地ビールと比べるとすごい安いですね♪

こちらのビールはフランドル地方でも有名なビールだったようです。

ルーブル美術館 ランス別館 からも近い所にありますので、

お車の方は是非フランスの美味しいビールを味わってみて下さい。

Brasserie Castelain
13 Rue Pasteur
62410 Bénifontaine

5日目 ランス市内観光

ルーブル美術館 ランス別館の後は、ランスの町中へ。

 
 

まずはツーリストインフォメーションへ行きマップをもらいました。

インフォメーションセンターの人に駐車スペースの事について聞くと、

路上の有料の駐車スペースも、7/14から8/15までは無料だそうです。

(2014年夏 ランスの情報となります)

リール Lille の宿の周りの道の駐車も同じかどうかは結局分からずですが…


バケーションシーズンなので町は閑散としてました。

 

 

靴屋や洋服店にも立ち寄りながら町を散歩しました。

5日目 ルーブル美術館 ランス別館

トイレの故障をオーナーさんに見ていただき、何とか改善。

2012年12月に出来たルーブル美術館 ランス別館(Musée du Louvre-Lens)へ。


余談ですが…ランスの綴りは「Lens」。

シャンパーニュ地方の「Reims」とは違います。

でも日本語のカタカナ読みだと「Reims」も同じく「ランス」。

パリからここを訪れる際、鉄道で来るのならばお間違えのないよう。

目的地をメモして、切符を購入時に見せた方が無難かもしれないですね。

グーグルマップに英単語を入れて検索しても、カタカナ表記に戻り、

スタート地点とゴール地点の表記が同じになってしまいます。

カタカナだと表記が同じ、LensとReims
実際に地図で見てみるとこんなに離れた所なのです。


私の方は、リールの宿からルーブル美術館 ランス別館へ向かうこと約30分。

 

第一駐車場、第二駐車場と余裕は十分あり、無料で停められます。


ランスでも郊外の方になるので、敷地も広々しています。


こちらの建物は日本人建築家ユニットSANAAによる設計です。

 

壁のない空間は今までの美術館のイメージとは違い、近代的に思えました。

だだっ広そうに見えて、パリの美術館のような作品数があるわけでもなく、

小一時間くらいで観てまわりました。

右に見えるピラミッドのような山が Les Terrils Jumeaux du 11/19

館内から外を見ると、これまた郊外を感じる景色。

この建物の脇にカフェや子供が遊べるスペースもあります。

 

展示前の作品もガラス越しに見ることが出来ます。

 


売店のすぐ横に小さな図書館があり、勉強できるスペースもあります。

こちらはWi-fi接続が可能なので、そこにいるスタッフに言えば、

身分証を(パスポートや免許証)を提示すると暫定のパスワードがもらえます。

台数に限りはありますがパソコンも無料で使えるので便利です。

この写真を見ていただいてもお分かりいただけるかと思いますが、

ガランとしていて、お客も少なく、パソコンを借りていたのは私だけでした。

時折小雨が降っていたのでちょっと時間を潰しました。

静かでやわらかな明るさのある館内、快適な空間でした。