30 7月 2014

7日目 リール観光

リールの街にある、リール宮殿美術館 Palais des beaux-arts Lilleへ。

こちらはフランス国内ではルーブルに次ぐ規模の美術館となります。

中世~20世紀を中心に、彫刻・絵画・陶磁器・デッサンと、

ヨーロッパ美術を堪能できる贅沢な美術館です。

ランスのルーブル別館が開館して、圧されていると聞きますが、

ルーベンスをはじめとするフランドル宗教画の充実度は圧勝だと思います。

ルーブル別館に来られるなら、ぜひこちらも足を運ばせて欲しいです。

リール宮殿美術館(Palais des Beaux-Arts de Lille)
正面に広がるレピュブリック広場
 

Palais(宮殿)と名前はついていますが、美術館のコレクションの展示を目的に

19世紀終わりに建設された美しい建物です。

地下1階、1階、2階に彫刻、キリスト教美術、フランドル絵画が展示されています。

館内の造りも豪華で芸術的
ピーテル・パウル・ルーベンス「キリスト降架」
ルーベンスの絵画は2階、この美術館の中では人が多く集まり目立つ存在でした。

他にもルーベンスの作品があります。

 

 それにしても背景のピンクの壁紙が強烈ですね。

クロード・モネ「ロンドン国会議事堂」
モネの「ロンドン国会議事堂」同名の作品は世界中に約20作あるようです。

下の写真は、スペインの巨匠ゴヤの作品です。

フランシスコ・デ・ゴヤ「恋文、または若い娘たち」
フランシスコ・デ・ゴヤ「時、または老人たち」
 

ジャン・シメオン・シャルダン 「台所のテーブル (別名)食事の支度」
 
 
 

美術館は静かな所の筈なのですが、どこからかある女性が怒り狂い喚きはじめ、

防犯用の機器に触れ、その女性を取り押さえに警備員が駆け寄ってきました。

(゚д゚)!びっくり驚いた!


ピエール=オーギュスト・ルノワール「ヴェルサイユからシュレンヌへの道」
フィンセント・ファン・ゴッホ 「ヨルダーンス作品をもとにした牛の習作」
それにしても有名な画家の作品が多いこと!

ルーブル美術館の場合、ガイドブックでも解説付きで載っていたりしますが、

こちらの美術館はパンフレットだけが頼りなので、

位置関係を確認しながら作品を鑑賞して歩きました。

見応え十分。足がパンパンになってきました。



リールの中心部へ移動し、街を散策しました。

Notre-Dame de Pentecote ペンテコステ教会
 

 

街の中心のドゴール将軍広場 右の建物が旧株式取引所
 

リールフランドル駅、オペラ座、ランドマークの時計塔、商工会議所、

旧株式取引所、グランプラス、旧市街、世界遺産のリールの市庁舎と鐘楼、

オスピス・コンテス美術館、ノートルダム・ドラ・トレイユ大聖堂など見所が沢山。

食に関しては、パリにも進出している老舗のゴーフル専門店「MEERT(メール)」

日本でも有名なパン屋さんの「PAUL」はリールが発祥の地だそうです。

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